災害弱者のペットのために

集中豪雨や地震による被害など、日本では多くの自然災害がどこかで発生しています。最近では防災意識も高まり、災害に備えて非常食や懐中電灯などを購入して、準備をされている方も増えているようです。しかし、災害時にペットを守るために備える人はまだごくわずかだと思われます。

もしもの時に、役所が指定する避難所に行く事になりますが、その時にペットは受け入れてもらえるでしょうか。いつも食べているペットフードが底をついたらどうなるでしょうか。ペットシーツなど日常的に使っている品物や、お薬などが入手できなくなったらどうしますか。

災害に備えて、ペットに必要なものを日頃から少し余分に確保しておく事をお勧めいたします。ペットフードは常に予備を数袋保存しておくと、お店が閉まっている、交通が寸断されて手に入らないなどの場合でも安心です。また、車をお持ちなら、ガソリンは常に半分以上を入れておきましょう。そうすれば、寒い冬でも車中で暖を取り雨風もペットと共にしのげます。

電気・ガス・水道を利用して快適に過ごせる平和な生活は、災害で一瞬に消え失せてしまいます。家族の一員である大切なペットのための準備を忘れずに、非常時に備えてください。