<殺処分>ゼロの社会を目指して

<殺処分> 何と残酷な言葉でしょうか。

平成 29 年度の環境省の統計資料から、以下の数字が報告されています。
( 犬 + 猫の合計数 )
引取り数 100,648 頭
返還・譲渡数 56,922 頭
殺処分数 43,216 頭

この 10 年前には、7 倍に近い 299,316 頭 が人間の手で殺されていました。
多くの心優しい人々により処分数はかなり減っていますが、まだ年間 4 万頭を越えるペットたちが、何一つ悪い事をした訳でもないのに、人間の都合で人間の手により殺されています。
もしも、このような事が人間に起きたら ・・・ 考えるだけで恐ろしくなります。

ペットたちは、私たちと同じ血の通う生き物です。
嬉しい・悲しい・痛い・辛いなどの感情もあります。
ただ、人間に言葉で自分たちの思いを話す事はできません。
殺処分されるその子たちは、どんな気持ちなのでしょう。

もしも、あなたがペットを飼いたいと思った時は、ペットショップへ足を運ぶ前に、お住いの近くの動物保護施設を訪ねてみてください。
温かい心を持った新しい飼い主を待っているペットたちが大勢います。

殺処分という残酷な言葉が、この世の中から無くなる日が来ることを、願ってやみません。
どうか覚えておいてください。
あなたの愛で、救えるペットの命があります。