看取りの準備

人の場合は、ほとんどの方が病院や施設でご逝去されます。もちろんご自宅で最期を迎える方もおられますが、その割合はごく稀です。ペットの場合は、動物病院で亡くなるよりも、ご自宅で最期の灯りを消されることが主です。ペットも医療水準や生活環境が良くなり、長寿が当たり前になっているため、多くのシニアペットを見かけるようになりました。

ある程度、ペットが高齢になってくると、悲しく辛い事ではありますが、その時をどう迎えるか準備しておく事をお勧めいたします。ペットが亡くなった時、何の準備もしておらず、どうしたら良いか分からないでは困ります。もしもの時に備えて、必要な物をご紹介します。

1:保冷剤
火葬をするまでに、内臓の腐敗を防ぐために必要です。お仕事やご家庭の事情などで、すぐに火葬できない場合もあります。冷蔵庫に、保冷剤をいくつか入れておくと安心です。

2:バスタオル
お体を包んであげるために必要です。大きめのバスタオルを用意しておきましょう。

3:副葬品
納棺の際、ペットが生前に好きだったおもちゃやお菓子、思い出の品などを棺に入れます。ペットに向けて、ご家族からのお手紙を用意する事もお勧めいたします。ただし、お持ちになった副葬品は、火葬炉の安全性のためにペット葬儀社に入れて良いか確認が必要です。

4:遺影写真
寺院が運営する火葬施設や葬儀をご希望の場合は、遺影写真を持参するよう勧められる事があります。ペットの「最高の一枚」を遺影写真として準備しておけば、慌てなくてすみます。ご自宅で供養する場所にも遺影写真があれば、いつもペットを身近に感じることができます。

ペットの火葬をどこにお願いするか、どのような方法で火葬をしてもらうか、火葬後の供養をどうするかなども、予め調べておく事も大切です。悲しい気持ちになりますが、いつかはその日を迎えます。その時に冷静に対処できるよう、準備しておけば安心です。そうすれば、落ち着いた安らかな気持ちで、ペットと良いお別れができるでしょう。